すでに世界共通の標準試験方法として1999年5月にISOよりISO14851、14852及び14855 が発効され、これ等を受けたJIS化もK6950、6951及び6953として制定されています。JIS
K6950及び6951は水系での、JIS1 K6953は一定品質を持つ堆肥中でのプラスチック製品の生分解速度を分析する標準試験法として制定されたものです。さらにISO・TC61(プラスチック)・SC5(物理化学的性質分野)・WG22(グリーンプラ分科会)では以下の5種の試験法が合意を得て成立しています。
ISO 14853 :水系嫌気的究極生分解度の試験法
ISO 15985 :高固形嫌気的究極生分解度の試験法
ISO 16929 :コンポスト系崩壊度のパイロット試験法
ISO 17556 :土壌系好気的究極生分解度の試験法
FDIS 20200 : コンポスト系崩壊度の実験室試験法
これらにあって、農業資材等自然環境中で使い切る用途展開が急な我が国にとって重要なISO 17556のJIS化作業が2003年度に行なわれ(日本プラスチック工業連盟(JPIF))、
ISK 6955として制定される見込みです。引き続き2004年度はFDIS 20200のJIS化作業が始まっています。

また我が国から新たな試験法のISO提案もなされています。当協会では、より簡便かつより迅速な生分解性試験方法の必要性を認め、2000年度より市販の微生物酸化分解装置(MODA)を利用した試験法の開発を進めてきましたが、2003年度のISO/TC61年次大会の場で新規作業課題(NWI)として提案し、全委員の賛成で迎えられました。その後、ISO化作業は順調に進み、2006年、JBA基準認証研究開発事業のミラーコミッティーである当協会技術委員会が中心になり、MODA法は、14855-2としてISO中央事務局に提出され、近く最終国際規格案(FDIS)に昇格する予定です。
2ヶ月投票が行われ、2007年のISO年次大会で承認されれば、国際規格として正式に発表されます。 |