| 2008.02.14 |
ダイソー、ポリ乳酸改質剤2年以内の事業化メドと佐藤存社長
ダイソーの佐藤存社長は(新春トップインタビューで)、新製品開発の課題に触れ、「選択と集中のR&Dを追求したことで、電材関連や粉体塗料など面白いテーマが生まれている。とくに代表的バイオプラスチックであるポリ乳酸の耐熱性、加工性を飛躍的に向上させる改質剤は優れた特徴をもっている。当面は自動車内装材などをターゲットに繊維・フィルムメーカーとの共同開発を推進して2年以内に事業化のメドを立てたい」と語った。
|
| 2008.02.13 |
ダイソーがポリ乳酸の新改質剤を開発
ダイソーはポリ乳酸(PLA)の新改質剤を開発、サンプルワークを開始した。耐熱性など物理的機能を向上させるとともに、高い透明性も確保した。またバイオマス由来であることも特徴。2009年には商業生産を見据え、パイロットプラントを松山工場内に建設する考え。新改質剤の原料には植物由来のバイオマスを選択。大阪市立工業研究所と共同で効率的で安価な方法による発酵技術を確立した。PLA改質剤に必要となる目的物を微生物が高効率に生産、選択的に発酵液から抽出できる。
|
| 2008.02.06 |
ユニチカ、「テラマック」評価で政策投資銀行の環境格付融資受ける
ユニチカは、日本政策投資銀行の環境格付に基づく融資を受けた。政策投資銀行の環境配慮型経営促進事業によるもので、繊維メーカーの適用は今回が初めて。「環境への配慮に対する取り組みがとくに先進的」という最高ランクの格付けとなった。今回の融資ではカーボンニュートラルな素材といわれるポリ乳酸製品「テラマック」の市場展開など、民生部門の低炭素社会への展開で先導的役割を果たしていることが評価された。テラマックについては2月に原料調達・製品設計について「環境配慮宣言」を出しており、資源採取からペレット製造までのエネルギー使用や植物生産地の生態系配慮、製品中の使用率などで、数値を上げた明確な基準を提示している。
|
| 2008.02.06 |
三井化学、重点開発4分野を強化
三井化学はコーポレート研究に含まれる重点開発4分野の研究開発に、2011年度までの4年間で190億円強を投資する。機能性オレフィン系やウレタン系、ポリアミド・ポリイミドなどの構造複合化、新規構造導入による機能・用途の拡充を志向。並行して原料転換や非可食資源化による非石化原料の活用技術開発なども重点を置く。植物由来ポリウレタンやバイオオレフィン類、温室効果ガス削減技術ではCO2化学的固定化などの研究開発を積極化する。
|
| 2008.02.01 |
DSM、コハク酸の新製法を共同開発へ
DSMは発酵法を用いたコハク酸の新製法をロケット(フランス)と強度開発することで合意した。数百トン規模の実証設備をフランスに建設、2009年末までに稼動を開始して実用化に向けた開発体制を整える。コハク酸は生分解性プラスチック、食品や医薬品向けなど多様な分野で使われており、需要は着実に伸びている。発酵法によるコハク酸の生産が商業規模で可能になると、DSMは新たな高機能性樹脂の事業化にもつながると期待している。
|