ユニチカ、次期中期計画で「テラマック」生産10倍に
ユニチカは2009年度からの次期中期経営計画のなかでポリ乳酸(PLA)「テラマック」の事業を10倍の1万トン規模に引き上げる。重点領域は自動車、電気・電子機器、耐熱押出発泡用途の3分野。とくにパソコン筐体など樹脂素材の拡大に力を注ぐ。結晶化速度の向上など技術の確立を図りながら用途開発を進め、まず現在の中期計画最終年の2008年度に4000〜5000トンに拡大する方針。また次期中期計画ではPLA専用設備建設による生産能力拡大も視野に置く。テラマックは透明性や耐候性、安全性などに優れたバイオマス素材で、同社が重点的に育成・強化している製品。フィルムを軸に樹脂、繊維、スパンボンドの4素材で展開しており、現在の事業規模は1000トン強。携帯電話筐体に採用されるなど各用途で引き合いが強まっているが、原料ポリマーが逼迫しているため需要に応えきれない状況にあるという。
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