乳酸、生分解性プラ関連有望 (「有機酸特集」より)
乳酸の国内需要は約2万トン強。用途構成は電子部品などの無電解めっき用錯化剤、環境対応型洗浄剤・溶剤などの工業用と、食品・飲料・化粧品・医薬品などの高純度品が半々。2005年は食品など向けが若干増、工業用は横ばいと推定されている。乳酸では生分解性プラスチックが成長期待分野。まだ包装容器、土木・納涼資材などに徐々に普及している段階だが、将来は自動車内装、家電、パソコンなど既存樹脂分野への本格普及も予想される。国内唯一のメーカーである武蔵野化学研究所は帝人と提携、D−乳酸とL−乳酸を重合させた立体複合(ステレオコンプレックス)ポリ乳酸を開発、PBT樹脂を上回る耐熱性、PC樹脂なみの透明性を併せ持つ生分解性樹脂として自動車向けなどに展開を図る計画だ。
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